Visual Studio 2017 でビルド後のコマンドを指定する
ビルド後にファイルを指定の位置に移動させる
コマンドの設定画面は、
プロジェクト右クリック→プロパティ→ビルドイベント
から開くことができる。
今回は、ビルド後に、自作のプラグインのクラスライブラリ(.dll)を、
実行ファイル(.exe)が存在するフォルダのサブフォルダ「Plugins」に
自動的に移動させたいと思った。
そこで、以下のように設定した。
ビルド後に、出力フォルダに移動して「Plugin」フォルダを作成して、
拡張子が.dllのファイルををすべて「Plugin」フォルダ配下に移動している。
これだけでは読み込んでくれない
サブフォルダのdllを参照するときにはconfigファイルにも変更が必要なようだ。
プロジェクトの「~.config」を開いて以下を追記
<configuration> <runtime> <assemblyBinding xmlns="urn:schemas-microsoft-com:asm.v1"> <probing privatePath="Plugins"/> </assemblyBinding> </runtime> </configuration>
これでサブフォルダ内の読み込みができるようになる
privatePath="Plugins"
の部分を変更することで読み込みたいフォルダを変更、追加できる。
結果
実行ファイルのあるフォルダがごちゃごちゃしなくてスッキリ!